Oracle Master 11g Bronze 事前準備

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●目覚め

 

今まで5年ほどオラクルを触っていたけど、

オラクルの仕組みは理解せずにただSQLを叩いていただけでした。

もちろん、本を買って勉強等一度もしたことがなく、SQLのリファレンスを読んだ程度です。

 

これがブロンズの勉強を始めた頃の経歴です。

【経験年数】:5年目
【オラクル歴】:4年程度(年数は長いがスキルはSQLぐらい)
【言語】:Java, Javascript, .Net, Pro/C, C…etc etc

※自己紹介に詳しい経歴を載せています。

 興味がある方は左側メニューから自己紹介を覗いてみてください。

 

オラクルを使用していた経験は業務で約4~5年弱程度です。

その約4年の間も、業務アプリにSQLを組み込む程度でした。

つまり、DBAの基礎となるDB設計や

オラクルデータベース環境の構築作業は全く行った事がありません。

(自端末に導入ぐらいはしましたが。。。)

 

時間が空いた今、DBAの基本知識やSQLを再度勉強しないとこの知識も風化してしまいそうだ。

というのと、せっかく覚えた知識を資格という形で残したいと考えました。

 

元々商業系の高校に通っていた為、資格試験に対しては抵抗もなかったので、

オラクルの資格に関する情報を集め始めました。

 

そうしたら、色々壁が見えてきたのでした。

●ORACLE MASTER Bronze Oracle Database 11g概略

 

ORACLE MASTER Bronze Oracle Database 11g(以下ブロンズとする)とは、

日本オラクル社が定めるデータベース認定試験のことです。

オラクルマスターブロンズを名乗るには2種類の資格試験に合格する必要があります。

Bronzeの試験概要
(※リンクをクリックすると試験概要を記載した詳細ページを表示します。)

 

ブロンズを名乗るためには2種類の資格が必要ということがわかりました。

 

試験の概略をご覧の方は理解していると思いますが、

オラクルマスター試験は恐ろしいぐらいに費用がかかります。

ちなみにブロンズの取得費用を計算すると以下の通り。

項目値段
受験SQL11g21,200円
DBA21,200円
参考書SQL11g約4,000円
DBA約4,000円
問題集SQL11g約4,000円
DBA約4,000円
合計約58,400円

 

 

 

 

 

 

 

※2012/06現在

 

必要最低限を用意するだけで、6万円ぐらいはかかります。

 

「こりゃ落ちることは許されない!!ってか費用のねん出できねー!」

と。

 

普通はみんなそう思います。

この辺の敷居の高さがベンダー資格は難点ですね。

僕の場合、在籍中の会社で受験費用を肩代わりしてくれたので助かりました。

新社会人の方は会社が資格受験費用を負担してくれるかを調べておいてください。

無理なら。。。1週間粗食を食べてください。

 

学生さんは学校から補助があるかを確認して下さい。

無理なら。。。残念ですが、バイトして下さい。

●ブロンズになったら♪

 

では、そんな高い費用をかけてまで、ブロンズを取得したらどうなるのでしょうか。

 

残念ながら、ブロンズはオラクルマスターの中では最下位の資格であり、

資格の取得レベルでは社会人2、3年目ぐらいの「オラクルを扱うことがある人間」ぐらいです。

つまり、普通です。通常です。ノーマルです。

(※学生さんの場合は、ブロンズを取得できていたら凄いぐらいです。

IT業界で就職活動を行う際は、採用担当者の目の色が確実に違います。)

 

ちなみに余程の資格(応用情報処理やネットワーク系等)でない限り、

IT業界では資格は殆ど役に立たないもので、大抵が「へーすごいね」レベルの話です。

ただし、勉強をすることによる知識の定着や体系化、

人に喋る時に現象を言語としてアウトプットできることが容易になります。

(あくまで、知識が自分のものとなっている場合ですが。。。)

 

しかし、ブロンズはシルバーやゴールド、プラチナを取得するためには、

必ず取得しなければならない必須資格となります。

千里の道もの一歩から。悔しいですが、オラクルにがっぽり儲けさせてあげましょう。

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